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会長挨拶

大学基準協会 会長 永田 恭介 公益財団法人大学基準協会 会長
永田 恭介 (ながた きょうすけ)
筑波大学 学長

―グローバル社会における高等教育の発展に向けて―

このたび、納谷前会長を引き継いで会長職を拝命いたしました。重責ではありますが、会員大学の皆様のご協力を得て努めてまいる所存ですので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

公益財団法人大学基準協会は、アメリカのアクレディテーション団体をモデルに、1947年に、「会員の自主的努力と相互的援助によって、わが国における大学の質的向上を図る」ことを設立目的に掲げ、当時の国・公・私立大学46大学を発起校として設立された自立的な大学団体です。

会員自らが定めた「大学基準」により、各大学が実施する自己点検・評価を基礎とする大学評価を実施し、大学の教育と研究の質の向上を図ってきました。学校教育法による認証評価制度の導入を受けて、認証評価機関として、これまで475大学の機関別認証評価を実施し、加えて専門職大学院を中心とする分野別評価を実施しています。

大学はその目指すところを実現するための努力を継続的にすすめてきました。ところが、近年、大学が置かれている状況は従前とは大きく異なってきています。これまで右肩上がりであった日本の経済・社会の成長の鈍化・停滞、少子化による18歳人口の減少とこれに伴う生産年齢人口の急減、IT分野の急激な発展などに伴う近未来の産業構造や労働市場の変化、加えてグローバル化による国際的な競争などを背景に、大学はその在り方を問われています。

大学は、現在、それぞれの特性に鑑みた機能強化を進めています。こうした取組みについて、評価による質の保証を図ろうとする時、各大学の多様性に基づいた機能強化に鑑みて評価できるシステムへの改変が必要です。定量的な評価に加え定性的な評価も検討する必要があります。特に学修成果を生み出す教育という観点からの評価方法を開発しなければなりません。海外の大学との教育研究上の連携推進支援のためには、当該国における評価システムとの互換性を構築することも望まれます。また、今後は大学入学者選抜の大きな改革も計画されており、これに対応する大学の教育改革の観点にも目配りする必要があります。さらに、設置認可―アフターケア―認証評価の流れを機能強化に結びつける制度改革とそれを可能とする関与機関の相互連携について、第3サイクルに向けて見直しが必要です。

本協会は、大学評価・認証評価といった評価活動を通じて、各会員大学における教育研究の質の向上を図り、国際的互換性を有する評価システムを構築するとともに、社会への大学機能の可視化を進め、グローバル社会における高等教育の発展に積極的に関わっていきたいと考えています。

(2015年8月)
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