学生・教職員の協働による地域と連携したフェアトレード活動の推進
学生・教職員の協働による地域と連携したフェアトレード活動の推進
大学評価
2021年
~4,000人
取組み事例
学部を超えた学生や教職員が協働し「フェアトレード大学」としてさまざまな取り組みを行っている。学内での普及活動やフェアトレード製品の販売にとどまらず、企業と連携した商品開発・販売や、他大学や地域と連携した取り組みにも活動を広げている。このようなSDGsの知識・実践経験を持つことは、単に大学の社会貢献としての位置付けだけでなく、卒業生が社会で活躍するうえで、教育面からも有意義であるといえ、地域や他大学等との連携により今後も更なる発展が期待でき、評価できる。
ここがポイント
- ・学生、教職員が協働し、全国でも数少ない「フェアトレード大学」認定校として活動を推進している。
- ・学内での普及活動等にとどまらず、企業等と連携したフェアトレード商品の開発・販売や、他大学、周辺地域と連携した取り組みにも活動を広げている。
- ・大学の社会貢献としての位置付けだけでなく、教育面からみても有意義な取り組みであり、今後も地域や他大学等と連携した活動が検討されていることから、更なる発展が期待できる。
大学からのコメント
本学は2019年、全国で2校目となる「フェアトレード大学」の認定を受けました。フェアトレード(Fair Trade:公平貿易)とは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みであり、フェアトレード大学とは、大学全体でフェアトレードを普及させる活動に取り組んでいる大学に対し、認定機関(日本の場合は、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム)による審査を経て付与される世界的な称号です。フェアトレード大学は国内ではまだ認知度が高くはありませんが、世界的には欧米を中心に222を超える大学が認定されています(2020年11月現在)。
本学においては、教育研究活動、学内におけるフェアトレード産品調達、学生団体による普及活動等が評価され、フェアトレード大学の認定基準を満たすに至りました。
本学の理念である「自律」「人権」「共生」「協働」の4つの柱は、SDGsのスローガン「誰ひとり取り残さない (No one will be left behind)」に強く共感するものです。そのSDGsが目標の第一に掲げるのが「貧困をなくそう」であり、貧困をなくすための手段の一つがフェアトレードです。
本学におけるフェアトレード活動の中心は、学生たちによるフェアトレードサークルが担っています。消費を通じた身近な社会貢献として、本学大学生協でのフェアトレード産品販売、学内および学外での普及活動を積極的に行っています。2020年は、フェアトレード食材・自然素材のみを使用した国際フェアトレード認証スイーツ「さっぽろゆめ結晶(ブリスボール)」を独自に開発・販売する活動を行いました。この活動は、学生たちがクラウドファンディングによって活動資金を調達するところからスタートしており、多くの支援により実現することができました。
また、大学としても「世界フェアトレード大学Webシンポジウム」を主催して、各大学の取り組みやその効果について議論をするなど、フェアトレード大学としての活動範囲を拡げています。
今後もフェアトレード大学として、北海道地域におけるフェアトレードの推進を図っていきます。