私立
神戸女子大学
基準9:社会連携・社会貢献
新型コロナワクチン接種事業を通じた社会貢献と実践的な学び
取組み事例
神戸市と市が協定を締結する企業とによる新型コロナウイルス感染症ワクチンの大規模接種事業に参画し、看護学部の専任教員のみならず、看護師免許を有する大学院学生がワクチン接種に従事し、これを契機に教職員や一部地域の住民を対象とした職域接種を展開するなど、地域住民の健康面・心理面からの安全な環境づくりに貢献したことは評価できる。また、接種会場では専任教員と大学院学生がペアで担当し、事後には教員からフィードバックを受け、さらにこの経験で得た知識を看護学部の学生に伝えるなど、学生の実践的な学びの機会となったことも評価できる。
ここがポイント
- 神戸市と市が協定を締結する企業とによる新型コロナウイルス感染症ワクチンの大規模接種事業に、看護師養成課程を有する県内の私立大学としては単独で参画した。
- 事業には看護学部の専任教員や看護師免許を有する大学院学生も従事し、地域住民や大学教職員の安全な環境づくりに貢献した。
- 従事した大学院学生は専任教員からフィードバックを受けたり、看護学部の学生に経験を伝える場を設けるなどして、学生の実践的な学びにつながった。
大学からのコメント
大規模接種事業が開始された2021年度は、コロナ下の非常事態ゆえに学内業務が煩雑化していましたが、困難な状況にある地域社会になんらかの形で貢献がしたいという思いや、日ごろ実習生を受け入れてくださっている病院の負担軽減につなげたいという思いから、参画を決定しました。
事業参画により地域貢献を果たせたことに留まらず、地域に開放した職域接種の実施に後々つながったことや、学生の学びの機会を創出できたことも大きな成果だと考えています。
関連サイトのURL
- 大規模接種プロジェクトでの活動状況
- https://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu/news-events/2021/news/210601-2.html