自己点検・評価に基づく改善活動の監理と外部評価による客観的な内部質保証の推進

取組み事例

2018（平成30）年度に、各部局から提出された自己点検・評価結果を取りまとめ、改善事項を付す「評価委員会」と、その検討結果に基づき改善の進捗を監理する「推進委員会」を中心とした内部質保証体制を構築し、「推進委員会」では、自己点検・評価に直接関与していない教職員や学外有識者を含めることで幅広い視点を採り入れ、内部質保証の客観性や改善・向上に向けた取組みの精度を高めている。また、2019（令和元）年度には、各部局の自己点検・評価に基づく改善計画及び結果の検証等を「推進規程」に則り適切に実施しており、必要に応じて施策内容や期限の修正を求めるといった細やかなフィードバックを行うなど、改善・向上に向けた取組みの実効性を高めている。さらに、外部評価を行うことにより、システムの適切性を確認する体制を整え、従来、実施していた内部質保証の一層の推進・発展を図り、教育活動等の充実・向上に取り組んでいることは評価できる。

ここがポイント

大学からのコメント

本学の「内部質保証システム体系図」を明示します。

また、本学では自己点検・評価及び外部評価、機関別認証評価結果から、内部質保証推進のために設定した以下の5つの課題について重点的に取り組む予定です。

〇内部質保証システムへの地域社会や産業界の参画

〇大学独自の定義による学修時間や学修成果を測定する指標の導入

〇点検・評価、改善活動の公表方法の工夫

〇エビデンスベースによる検証強化のためのIR機能の実質化

〇長所・特色の認識と伸長

関連サイトのURL

• 本学「内部質保証（自己点検・評価等）」に関する情報公開
• https://www.tus.ac.jp/about/data/guarantee/overview/