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キャリア支援教育の充実

私立 関西医科大学

基準7 学生支援

キャリア支援教育の充実

関西医科大学
種別 大学評価
年度 2021年度
区分 私立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

医学部、看護学部の両学部とも、低学年次よりキャリア支援教育を実践している。特に医学部においては「オール女性医師キャリアセンター」を設置し、女性に特化した研究支援や卒前・卒後教育の充実、キャリアサポート、ネットワーク支援、復職支援などの支援を行っていることは評価できる。


ここがポイント

  • 低学年次からキャリア支援教育を実施している。
  • 医学部において「オール女性医師キャリアセンター」を設置し、女性医師が医師としてのキャリアを継続できるよう支援を行っている。

大学からのコメント

 本学は、1928年に大阪女子高等医学専門学校として設立以来、女性医師の育成と活躍を推進してきました。近年、女性医師数は右肩上がりに上昇して、今後も一層女性医師への期待や役割が大きくなっていく中、女性医師が医師としてのキャリアを継続できる環境整備を目指して、2020年4月、オール女性医師キャリアセンターが本学に設置されました。

 センターでは「すべての女性医師に活躍のステージを提供する」をスローガンに、キャリアアップ支援、復職支援、職場環境の充実、啓発活動、相談窓口設置を活動の柱としています。キャリアアップ支援として、診療や教育、研究分野での優れた成果に対する奨励賞(アプリコット賞)を創設しました。職場環境改善のため女性医師専用当直室を整備し、さらに病児保育室の開室を進めています。また、臨床に携わる講座から1~2名の女性医師支援担当者を選出いただき、講座・診療科とセンターの橋渡し役として、キャリア支援活動への協力をお願いしています。



 センターの活動は、まだまだこれからの部分が多いものの、課せられた責務は重いものと認識しています。女性医師への取り組みが、すべての医師、医療職の職場環境整備に役立つことを願い一層尽力していきます。

 




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