公立
国際教養大学
基準9:社会連携・社会貢献
教員と学生による地域の国際化に寄与する社会貢献活動
取組み事例
学校教育への支援を中期目標・中期計画に掲げ、「イングリッシュビレッジ」による県内外の中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上支援、県内外の小・中学校の英語教員を対象とした「ティーチャーズセミナー」、小・中学校への留学生を含む学生の派遣交流や高校生を対象とした英語力向上のための各種セミナーを開催し、学生や外国人交換留学生に参画させながら、秋田県を含む地域の国際化に必要な言語能力の向上につながっていることは評価できる。
ここがポイント
- 県内外の中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上支援に向けた取組み(イングリッシュビレッジ)や、小中学校の英語教員を対象としたセミナーを開催し、英語力の向上を図る活動を通じて、公立大学の使命を果たすとともに、秋田県を含む地域の国際化に大きく寄与している。
- 大学の特長を生かして地域の語学力の向上・地域の国際化の発展に取り組むとともに、これらの活動に学生(学部学生・大学院学生)や外国人の交換留学生が参画して地域貢献に取り組んでいる。
大学からのコメント
本学は、定款において、「地域社会及び国際社会の発展に貢献する」ことを目的の一つに定め、中期計画、年次計画それぞれに、学校教育への支援、地域の国際化の推進、地域活性化に向けた取組等を掲げ実施しています。
中高生向けの英語研修プログラム「イングリッシュビレッジ」は、担当教員からトレーニングを受けた本学学生が講師役となり、様々なアクティビティを用いて英語を使うことへの心理的抵抗を軽減することを目的としており、2015年度の開始以降、対象を秋田県内から全国へ拡大し、オンラインも活用しながら常に参加者の高い満足度を得ています。
また、県内市町村との協定等に基づく地域の幼稚園・保育園、小中学校・高校の児童・生徒と本学学生との交流活動や地域行事への学生派遣を、年間を通じて実施しており、これらの地域に根ざした取組は、特に本学への留学生にとって秋田ならではの学びや経験を得るものとして大きな魅力にもなっています。
2022年4月には、応用国際教養教育推進機構の下に地域連携協働研究センターを設置し、今後は、地元企業、自治体、海外提携校を含む学内外の連携を強化しながら、地域課題の解決を見据えた調査研究も積極的に推進する計画です。
関連サイト
- 英語教育 | 公立大学法人 国際教養大学 (aiu.ac.jp)
- 国際交流 | 公立大学法人 国際教養大学 (aiu.ac.jp)
- 地域連携 | 公立大学法人 国際教養大学 (aiu.ac.jp)