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大学の理念・目的を実現する中・長期計画の策定と達成状況把握による充実

私立 創価大学

基準1:理念・目的

大学の理念・目的を実現する中・長期計画の策定と達成状況把握による充実

創価大学
種別 大学評価
年度 2021年度
区分 私立
規模(収容定員) 4,001人~8,000人
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取組み事例

中・長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」を定め、年度ごとに具体的な行動計画を定めた「学長ヴィジョン」を、各年度の初めに教職員を対象とした事業説明会において、学長自ら説明し、全学での計画の理解・共有を図っている。また、構成員の共通の理解のもと、理念・目的の達成のため、組織的に中期計画の実現に取り組むとともに、その達成状況を常に把握し、計画のより一層の充実を図っており、計画の早期実現等の成果につながっている点は評価できる。


ここがポイント

  • 中・長期計画のもと、具体的な年度計画を定めた「学長ヴィジョン」を通じて教職員間の共有を図っている。
  • 計画の達成状況を常に把握し、計画の充実を図ることで早期実現等の成果に結びついている。

大学からのコメント

創価大学は、2021年の創立50周年を迎えるにあたり、新たな10か年の中長期計画として、「Soka University Grand Design 2021-2030」を策定しました。

1971年の開学以来、創価大学は創立者池田大作先生が示された「建学の精神」の実現へ向け、不断の改革により発展を遂げてきました。2010年に発表した創価大学グランドデザインでは、「建学の精神に基づき『創造的人間』を育成する大学」を目標に掲げ、スーパーグローバル大学創成支援事業の採択に象徴されるキャンパスのグローバル化、中央教育棟建設をはじめとした教育環境の整備など、およそ10年間の取り組みにより幾多の人材を国内外の諸分野に輩出してきました。

2030年を目指した今回の「Soka University Grand Design 2021-2030」においては、「世界市民教育」、「SDGsの達成」、「多様性あるキャンパスの構築」などをコンセプトとして、「価値創造を実践する『世界市民』を育む大学」とのテーマを掲げました。

これまでの理念と伝統を重んじるとともに、社会に新たな価値を生み出す大学であり続けるため、「創価教育学体系」発刊100周年となる2030年を目指し、歩んでいきます。

学長ヴィジョンは、1998年4月に第1回目を発表して以来、毎年度のはじめに発表しています。

この学長ヴィジョンは、本学の中長期計画である「Soka University Grand Design 2021-2030」を推進するための単年度のアクションプランになります。毎年度の達成・実現度を年度末に総括し、その過程で、次年度の学長ヴィジョンの策定に入るというサイクルができあがっており、大学運営の骨格をなしています。また、自己点検・評価の一環としての役割も担っています。


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