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大学院生に対する研究能力の育成支援

公立 石川県立看護大学

基準7:学生支援

大学院生に対する研究能力の育成支援

石川県立看護大学
種別 大学評価
年度 2019年度
区分 公立
規模(収容定員) ~4,000人
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取組み事例

グローバルな視野を持った研究能力や実践力を育成する目的で、「アドバンスな文献検索」や「英語論文の書き方」などの教員向けセミナーに大学院学生の参加を促し、海外の学会への登録援助や発表指導など、きめ細かなサポートを行うとともに、「学長裁量経費」を利用した渡航費援助も行っている。これらの取組みは、大学院学生の海外における学会参加や研究発表の機会を促進し、研究能力向上や国際性の涵養につながることが期待でき、評価できる。


ここがポイント

  • 教員向けセミナーに大学院学生の参加を促し、研究者として必要な文献検索の方法や英語による論文の執筆方法などの能力を身に付ける支援をしている。
  • 大学院学生に対して、海外の学会への登録援助や発表指導、渡航費援助等を行うことで、グローバルな視野での研究能力の向上に努めている。

大学からのコメント

 本学大学院・看護学研究科では、より幅広い視点からの看護研究を実施するため、看護系教員のみならず人間科学・健康科学など周辺領域の教員も研究指導に参加する体制を取っている。また、学生のグローバル視点での研究、またその成果公表を目指しており、それを援助するための様々な支援を行っている。具体的には論文公表や研究実施のための費用の助成制度があり、大学院生の研究についても指導教員を通じての申請が可能である。加えて大学院生のEAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholars)への参加費を助成するなど、国際学会で発表する機会を支援してきてきた。また国際化に関しては、学術提携校である米国ワシントン大学から隔年で教員を招聘しており、大学院生対象の講義を実施している。2022年度は全学的な語学力向上プロジェクトの一環として、8月にイリノイ大学Ardith Doorenbos教授による講演を予定している。


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